理由①:体型にぴったり合ったサイズで着られる
人の体型は千差万別です。がっしりした肩幅を持つ人、逆三角形の体型、腹部に厚みがある人など、その組み合わせは無数にあります。既製品のシャツはどこかを基準にした「平均的なサイズ」で作られています。そのため一か所を合わせると他が合わなくなる、という現象が起きやすいです。
丈の長さ・肩幅・身幅・袖丈が完璧に合致したシルエットはオーダーシャツでしか実現できません。スーツの下に着るシャツは袖口の出具合ひとつでスーツ全体の印象を大きく左右します。それだけにシャツのサイズは想像以上に重要です。
- 肩幅が合えば袖が余る、袖が合えば首回りが苦しい — そういったミスマッチがオーダーでは起きない
- スーツの袖口からシャツが1〜1.5cm覗く「見せ方」もオーダーで初めて意図的にコントロールできる
理由②:細部まで自分でデザインできる
既製品はメーカーが決めた仕様のみで選択の余地がないがオーダーシャツなら細部まで自分で選択できます。生地の質感・色・織り方はもちろん、カラーの形状・カフスの形・ボタンの素材まで指定できます。
たとえば、胸ポケットなしが本来のフォーマルシャツの基本であることはあまり知られていません。既製品では胸ポケット付きがほとんどだがオーダーではこれも選択できます。また裏前立て(前立てを縫い込んだすっきりしたデザイン)もオーダーならではの仕様でボタンが見えないシンプルな前面は礼装的な品格を与えてくれます。
- カラー(衿)の形状:ワイドスプレッド・ボタンダウン・セミワイドなど着用シーンに合わせて選択
- カフスの形状:シングル・ダブル(フレンチカフス)など、スタイルに合わせて
- 胸ポケットの有無:フォーマルな場では「なし」が正解
- 裏前立て仕様:前面がすっきりし礼装的な印象に
理由③:費用対効果が高い
オーダーシャツは既製品より価格が高いです。しかし長期的に見ると費用対効果は高いです。
上質な生地とボタン。精密な縫製。これらは既製品より型崩れしにくく長持ちします。長く着られる分、1回あたりのコストは下がっていきます。「安いシャツを何枚も買い替える」より「良いシャツを長く着る」方が合理的な選択だと私は思っています。
- 上質な生地(エジプト綿・海島綿など)は洗いを重ねても風合いが落ちにくい
- 精密な縫製は型崩れが少なく、長期間現役で使い続けられる
- 体型が変わった場合もお直しで対応できるケースが多い
理由④:勝負の場面で「着ていて背筋が伸びる」
大事な商談、初めてのプレゼン、初対面の相手との約束。そういう場面で着るものは自分自身の気持ちにも影響します。
自分で選んで自分のために仕立てた一着は単なる衣服ではありません。着るたびに「これを選んだ理由」を思い出させてくれる道具であり、自信とモチベーションを静かに底上げしてくれる存在です。スーツはもちろんだがその下のシャツにもその感覚は宿ります。
Conclusion
オーダーシャツの理由は4つ。体型に合ったサイズ、細部のデザイン選択、長期的な費用対効果、そして勝負の場面での自信。すべてのシャツをオーダーにする必要はないが一着だけでも持つと着こなしへの意識が変わります。
スーツに合わせたシャツ選びから一から仕立てるオーダーシャツまでFIEROで一緒に考えます。