歴史|1733年、世界最古級の現役ミル

ピアチェンツァの創業は1733年。イタリア北部・ピエモンテ州のビエラ地方で生まれた、290年以上の歴史をもつ世界最古級の現役ウールミルのひとつです。ビエラといえばゼニアやロロ・ピアーナが集まる世界屈指の高級生地の聖地。アルプスの雪解けがもたらす清らかな軟水と職人の技が、この地に数々の名門ミルを育ててきました。ピアチェンツァはその草分けとして、3世紀にわたり織物と向き合い続けてきた由緒正しき織元です。

特筆すべきは、ピアチェンツァ家14代にわたって受け継がれてきた同族経営です。外部資本に頼らず独立を守り抜いてきたからこそ、目先の利益にとらわれない自由な品質追求が可能になっています。

ピアチェンツァの特徴|独立が生む品質

ピアチェンツァの魅力を一言でいえば「独立が生む、揺るぎない品質」です。

多くの名門ミルが大手グループの傘下に入るなか、ピアチェンツァは14代・約300年にわたって独立経営を貫いてきました。誰かの意向ではなく、自分たちが最上と信じるものづくりを続けられる。この自由さが一貫した高い品質と唯一無二の個性につながっています。

「ラグジュアリーなのに独立」という希少な立ち位置。それこそが世界の一流テーラーからピアチェンツァが支持される理由です。

素材|カシミヤ・ヴィクーニャの名手

ピアチェンツァが真価を発揮するのが、カシミヤやヴィクーニャといった希少な獣毛(ノーブルファイバー)です。「繊維界のダイヤモンド」と称されるヴィクーニャをはじめ、カシミヤ・ベビーキャメル・スーパーファインウールなど、最高級の原料を扱う数少ないミルのひとつです。

原料の目利きから紡績・織り・仕上げまでを見据えた管理が、しっとりと柔らかく、それでいて品格のある風合いを生み出します。

カシミヤ・ヴィクーニャ

ピアチェンツァといえばカシミヤやヴィクーニャに代表される希少素材。とろけるような肌触りと軽さ、そして上品な光沢はコートやジャケットで真価を発揮します。一生ものの一着を考える方にこそ触れていただきたい生地です。

資本・傘下|独立とチェルッティ継承

ピアチェンツァは大手グループに属さない同族独立のミルです(ピアチェンツァ家14代)。そして2022年には、ビエラの名門チェルッティ(Lanificio F.lli Cerruti)のミル部門を継承。一貫紡の技術・設備を取り込み、その伝統を守り育てています。

こんな方におすすめです

  • 一生ものの一着を、確かな品質で仕立てたい方
  • カシミヤやヴィクーニャなど、希少素材の風合いを味わいたい方
  • 「独立を貫く名門」という背景に惹かれる方

FIEROでもピアチェンツァの生地でのお仕立てを承ります。「素材から特別な一着を」とお考えの方はお気軽にご相談ください。

まとめ

Conclusion

ピアチェンツァ(Piacenza 1733)は1733年創業、世界最古級の現役ウールミル。14代・約300年にわたり同族独立を貫く稀有な名門です。

カシミヤやヴィクーニャといった希少素材を扱う数少ないミルであり、独立が生む揺るぎない品質と個性が世界の一流テーラーに支持されています。2022年にはチェルッティのミルを継承し、その伝統も受け継いでいます。

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