オーダーコートの7つの魅力

「コートは既製品もオーダーもそんなに変わらない」と思っていませんか?

実はオーダーコートと既製コートの差はスーツ以上に顕著に現れます。

体型への適合度が全体のシルエットを左右するからです。

具体的に何がどう違うか、7つのポイントで説明します。

  • ① サイズ感のフィット — 肩幅・袖丈・着丈を体型に合わせて微調整。ジャストサイズの仕立ては軽く羽織れるような着心地で長時間着てもストレスを感じにくい。
  • ② 素材選びの自由さ — ウール・カシミヤ・キャメル・アルパカなど多彩な選択肢から耐久性を取るか上質感を取るかを自分で判断できる。世界の一流生地ブランドを選べば、品質もステータスも同時に手に入る。
  • ③ デザインの幅広さ — チェスター・アルスター・ポロ・トレンチなど代表的な型から選び、ラペル幅・ボタン位置・ポケットまでカスタム可能。通好みの仕様を盛り込めるのはオーダーならでは。
  • ④ 自分だけの一着 — 「自分のために作られた」という満足感と愛着。着るたびに「これが自分のコートだ」という特別感を味わえる。
  • ⑤ 長期的な価値 — 厚手の生地と丁寧な縫製で数年単位で長持ち。体型が変わっても再調整できるから結果的にコスパが高く、資産的価値を持つ一着になる。
  • ⑥ 品格と存在感 — 冬の第一印象はほぼコートで決まる。「良いものを知っている人」という信頼感を演出し、経営者やリーダー層にとっては不可欠な"鎧"のような存在。
  • ⑦ 季節・シーンへの対応力 — 真冬の重厚な一着から春秋の軽やかな一着まで。ビジネス・カジュアル・フォーマルを問わず、バイク乗りから結婚式まで対応できる。
プロからの一言アドバイス

オーダーコートは防寒具を超えて「冬の装いを格上げする相棒」です。

体型に沿ったサイズ感、ライフスタイルに合わせた素材選び、自分だけのデザインとこだわり。
これらをすべて反映できるのがオーダーの強み。

経営者やワンランク上を目指すビジネスマン、
そして「長く良い物を大切に着たい方」にこそふさわしい冬のパートナーです。

最低でも2着をローテーションで揃えれば、生地への負担が減り長く美しく保てます。

「長く愛せる一着を持ちたい」そう思った瞬間がオーダーコートを仕立てる最高のタイミングです。

オーダーコートの選び方 ― 価格・素材・重さ・色

オーダーコートを検討する際、多くの方から「いくらくらいするの?」「重くなりませんか」「どんな素材を選べばいいか分からない」というご相談をよくいただきます。

価格の目安 ― オーダーコートはいくら?

FIERO(東京・町田)のオーダーコートは20万円前後が中心の価格帯です(2026年現在)。生地の厚さ・デザイン・仕様によって変わります。

  • コットンなど薄手・軽量の生地 ― 16万円台から
  • ローデンクロス ― 18万5千円から

近年は生地と工賃の高騰が続き、価格は上昇傾向にあります。

実際ローデンクロスコートは16万円台から始まり、今では20万円前後まで上がりました。

とくにベイビーキャメルやカシミヤといった高級素材は値上がりが顕著で今後もこの流れは続くと見られます。

価格が落ち着く気配は薄く、"今"が最も手が届きやすいタイミングとも言えます。

重さについて

生地の重さは「目付(めつけ)」というグラム数で表されます。

軽さを重視するなら目付400g前後、暖かさを優先するなら500g以上が目安です。

ベイビーキャメルやカシミヤ混紡では400g未満でも十分な保温性を得られます。

素材 特徴 おすすめシーン
ウール 耐久性が高く扱いやすい。価格も安定 毎日のビジネス使いに
カシミヤ 軽くて保温性が優れている。上品な光沢 格式あるシーンに
ベイビーキャメル ふっくらとした質感。チクチク感がなく柔らか 快適さを求める方に
ローデンクロス 縮絨加工で防風・防水性が高い 天候を問わない実用性に

色 ― シーンに合わせた正解を選ぶ

色はオーダーコートで失敗しやすいポイントの一つ。シーンに合わせて選べば、間違いありません。

  • ネイビー・グレー — ビジネスシーンに万能。信頼感と汎用性の高さが魅力です。
  • ブラック — フォーマル度が高く、冠婚葬祭にも安心。ただし日常ではやや堅い印象になりやすい。
  • ブラウン・ベージュ — 柔らかさや洒落感を演出。休日スタイルにもおすすめです。

Point

「重さ」「素材」「色」この3つが失敗しやすいポイント。ここさえ押さえれば安心です。

プロからの一言アドバイス

最初の一着は「ネイビー」または「グレー」を選び、二着目以降でベージュやブラウンに挑戦するのが理想的です。またコート自体はベーシックカラーを選び、マフラーやニットでアクセントを加えると冬の装いに華やかさが出ます。

コートの種類7選 ― デザイン図鑑

コートのデザインは着る人の個性とTPOを映す鏡です。

それぞれの特徴を理解した上で自分のスタイルに合ったものを選んでください。

チェスターフィールドコートの着用イメージ
01
チェスターフィールドコート

「チェスターコート」の名でも知られる、19世紀英国生まれの"紳士の王道"。ノッチドラペル(刻み衿)とシングル仕立てが基本の、クラシックなフォルムです。

"紳士の王道。シンプルゆえに仕立ての良し悪しが直に出る"玄人泣かせ"の一着。"

アルスターコートの着用イメージ
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アルスターコート

大きめのアルスターカラーとダブル仕立てが特徴。重厚感とクラシックさを備え、経営者やリーダー層に好まれる、ボリューム感のあるデザインです。

"重厚感とクラシックさを備えた、経営者やリーダー層にふさわしい"威風堂々"の一着。"

ポロコートの着用イメージ
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ポロコート

ダブルブレスト、ターンナップカフス(折り返し袖)、フレームドパッチポケット。さらにインバーテッドプリーツと背ベルトで立体感と機動性を両立。ポロ競技選手の装いに由来する、スポーティかつクラシックな一着です。

"スポーティかつクラシック。立体感と機動性を両立した、洒落者が選ぶ"通の名品"。"

トレンチコートの着用イメージ
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トレンチコート

第一次世界大戦の塹壕(Trench)で英国軍が着用したのが起源。エポーレット(肩章)、ガンフラップ、ウエストベルト、背中のストームシールドといった軍用ディテールが機能美として結実。防水性に優れたギャバジン素材で仕立てられることが多く、雨風に強いのも魅力です。

"百年変わらない普遍性がトレンチを永遠の定番にしている。"

バルカラーコートの着用イメージ
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バルカラーコート(ステンカラーコート)

小ぶりな衿が特徴のシンプルな定番。日本では「ステンカラー」と呼ばれ、薄手で作られることが多い一着です。雨の日や季節の変わり目の強い味方になります。

"雨の日も季節の変わり目も頼れる、仕立てのラインで品格が分かれる一着。"

ラグランスリーブコートの着用イメージ
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ラグランスリーブコート

肩の切り替えがなく、衿元からそのまま袖が続く構造。肩が自然に落ちるシルエットで動きやすく、リラックス感があります。カジュアルシーンに映える一着です。

"シルエットの柔らかさが着る人の雰囲気を和らげる。動きやすさとリラックス感を併せ持ち、カジュアルシーンに映える"隠れた名作"。"

ジャッコーネの着用イメージ
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ジャッコーネ(Giaccone)

イタリアで愛されるショート丈コート。"ジャケット+コート"でジャッコーネ。軽快な着丈とダブル仕様で動きやすく、ジャケパンやイタリアンカジュアルに絶妙にマッチします。

"ジャケット+コートでジャッコーネ。分かっている人が選ぶ"、新提案の一着。

Point

この7つの代表モデルを知っておけば、自分に合う一着がきっと見つかります。まずは「どんなシーンで着たいか」から選んでみてください。

オーダーコートの作り方 ― 流れとスケジュール

FIEROでのオーダーコートは以下のステップで進みます。初めての方も安心してお任せください。

01

カウンセリング

まず「どのシーンで着るのか」「どんなふうに見せたいのか」を必ずお伺いします。なりたい姿から逆算して一着の方向性を定めていきます。

02

採寸

体型の癖や姿勢の特徴も見ながら各部を採寸し、あなた専用のパターンを作成します。

03

生地合わせ

実際の生地見本を手に取りながら生地・色・デザイン・裏地・ボタンなどを決定します。

04

仮縫い(オプション)

本縫い前に仮の状態で組んだ一着でシルエットを確認します。ご希望の方のみのオプション(追加料金)です。

05

フィッティング

仮縫いの一着を実際に着ていただき、フィット感を細かく調整します。

06

本縫い

調整の内容を反映して本仕立てに入ります。縫製期間は約1〜2ヶ月。進捗は随時ご連絡します。

07

最終フィッティング(引き渡し)

仕上がりを最終確認し、必要であればその場で微調整してお渡しします。

納期の目安は平均2ヶ月前後です。

真冬(12月〜2月)に着用したい場合は9〜10月にオーダーを開始するのが安心です。

生地によっては取り寄せに時間がかかることもあるため余裕を持ったご相談をお勧めします。

Point

平均納期は約1〜2ヶ月。真冬に着たいなら、秋(9〜10月)から動くのが正解です。

まとめ ― オーダーコート選びで後悔しないために

Conclusion

オーダーコートは「防寒具」を超えた、冬の装いの軸です。

正しいサイズ感・素材・デザインの三つが揃ったとき、
コートはあなたの存在感を静かにしかし確実に底上げします。

最低2着をローテーションすることで生地への負担が減り、長く愛用できます。

まずは一着、「これだ」と思えるコートを仕立てることから始めてみてください。

FIEROでは初回相談を無料で承っています。どんな些細な疑問でもLINEからお気軽にどうぞ。

Point

「軽さ・素材・色」で選び、最低2着をローテーションして長く愛用します。これがオーダーコートを楽しむ一番のコツです。

よくある質問(FAQ)

オーダーコートの値段はいくらくらいですか?

FIERO(東京・町田)では20万円前後が中心です(2026年時点の目安)。コットンなど薄手の生地なら16万円台からローデンクロスは18万5千円から。生地の厚さ・デザイン・仕様によって変わります。

注文してから完成まで、納期はどれくらいですか?

平均2ヶ月前後です。真冬(12〜2月)に着たい場合は9〜10月のオーダー開始が安心です。生地の取り寄せ状況によって前後します。

コートは重くて疲れませんか?

生地の重さは「目付」で選べます。暖かさ重視なら500g以上、軽さ重視なら400g前後が目安です。暖かさよりも重さが気になる方には400g以下の生地をおすすめします。ベイビーキャメルやカシミヤ混なら、400g未満でも十分に暖かく仕上がります。

既製品のコートと何が違うのですか?

違いはサイズ感・素材・デザインの自由度、そして何より"着心地"です。肩幅や着丈を体型に合わせ、一流生地から選べるからこそ、既製品にはないフィット感が生まれます。実際オーダーされた方の多くが「コートは本当にいい」とおっしゃってくださいます。

初めての一着は、色は何がおすすめですか?

ネイビーかグレーがおすすめです。ビジネスにもカジュアルにも合い、長く使えます。2着目でブラウン・ベージュに挑戦するのが理想です。ブラックは冠婚葬祭に安心ですが日常ではやや堅い印象になります。

仮縫いはできますか?

はい、オプション(追加料金)で承ります。本縫いの前に仮の状態でシルエットを確認し、フィッティングで細かく調整します。

相談だけでも大丈夫ですか?予約は必要ですか?

初回相談は無料です。LINEからお気軽にどうぞ。東京・町田のアトリエで町田・相模原エリアの方を中心に完全予約制で承っています。